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肌の機能

【バリア機能】

表皮細胞が死んだ細胞の層を角質層といい、肌のいちばん表面にあります。
約20個の細胞がレンガのように積み重なっていて、厚さは0.
02ミリしかありません。この薄い角質層が、皮膚に触れるものすべてから体を守り、体内の水分が外に蒸発してしまわないように守っています。
このことを、「角質のバリア機能」と呼んでいます。
素手で洗剤を触っても、洗剤がしみこんでこないのは、このバリア機能のおかげです。

健康な角質層は、みずからでセラミドなどの保湿成分をつくりだしているので、約30%の水分を含んでいます。
この水分が低下してしまうと、いわゆる乾燥肌になります。
乾燥肌になると、バリア機能は低下してしまいます。

バリア機能が低下した状態が、敏感肌です。
化粧水がしみたり、髪の毛があたっただけでかゆくなったりするのは、バリア機能が低下しているからなのです。


【ターンオーバー】

ターンオーバーとは、表皮が生まれ変わることをいいます。

・表皮細胞が基底層で新しく生まれる。
 ↓・約28日かけて角質細胞になる。
  ↓・垢となってはがれていく。

このサイクルをターンオーバーと呼んでいます。

ターンオーバーによって表皮細胞はつねに入れ替わっているので、表皮にできた傷は跡が残らずに治ります。
しかし、表皮の下の真皮まで傷が付いてしまうと、真皮はターンオーバーしないので、跡が残ってしまいます。
紫外線でメラニン色素ができても、表皮の中にとどまっていればターンオーバーで色は元にもどります。
しかし、色素が真皮にまで及んでしまうと、シミとなって残ってしまいます。

ターンオーバーのサイクルは、約28日ですが、年をとるごとにそのスピードは落ちていきます。
40代になると、ターンオーバーは約40日かかるといわれています。
年をとると、傷の治りが遅くなり、シミができやすくなるのは、ターンオーバーのスピードが遅くなるためです。
また、年とともに角質層は厚くなり、かわりに表皮細胞の部分が薄くなります。
そのため、肌が硬くなったり、くすんだり、乾燥したり、小ジワができたりします。

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